スイスドロー大会 運営の手順
※この記事は、前回のスイスドロー大会運営レポート記事から、大会を実際に開く手順の項のみを抜き出したものです。
組み合わせ作成ツールの用意
スイスドロー方式は組み合わせの決定や順位の付き方が複雑なので、自動で組み合わせと順位を算出してくれるツールが必要となる。
例としてはsmash.ggやChallongeなどがあるが、今回はChallongeを使用した。おそらく個人開催の大会ならChallongeが手軽なのでお勧めしたい。
対戦台の配置の決定・通知
一斉に試合を行い、参加者に報告してもらうことになるので、一人ひとりの参加者にしっかり席の配置や報告方法を理解してもらう必要がある。
例えば、Challongeを用いた場合、組み合わせの一つ一つに連番が振られるので、その連番に対応した対戦台をあらかじめDiscordで周知した。
このとき注意すべきなのがChallongeの組み合わせ番号は二試合目以降も加算されていくということだ。参加人数によっては2、3試合目で対戦台の番号を超えてしまうだろう。
なので今回の大会では3試合目以降は、組み合わせの一番左上を1番として自分の座席を計算してほしいと案内した。参加者の皆さんはこちらが特に補助などせずともしっかり座席について各自対戦を始めてくれた。協力ありがとう。
戦績報告方法の決定・通知
試合が終わった後は戦績を報告してもらう必要があるので、その方法も参加者に周知しておく必要がある。
今回はDiscordに戦績報告チャンネルを用意し、そこに勝者が報告する、とした。
この時注意したいのが、運営側の手間を考えれば、Challongeなどのツールに直接書き込んでもらいたくなるが、それは避けたほうがいいということだ。
使用ツールが増えることで参加者の負担が増えるし、操作ミス、報告ミスなどのトラブルが起きる可能性が上がるためだ。
Discordや配信コメントなどで文章で報告してもらい、運営がツールに打ち込む、とするのがいいだろう。その際、参加者の方が戸惑わないような配慮があるとなおいい(※参加者アンケートで、配信がyoutubeで報告がdiscordと分かれていて戸惑ったというご意見を頂いた)。
当日の動き
これについては、実際に運営している様子を見てもらうのが早いだろう。しかし、配信が限定公開だったこと、大会に参加したり配信に載ったりすることに慣れていない参加者が多いことを踏まえ、ここでの掲載は避けたい。
運営の参考にしたい、などという方は筆者まで連絡してくれれば、urlをお渡しするので、気軽に連絡してほしい。
自分も大会運営してみようかな?という方へ
特にスイスドローではDiscordがあると便利だと思うので、筆者が運営するDiscordサーバーで開いてみるのをお勧めしたい。
【告知】
— TSURUGI | Tomo/relo (@TMRossoFantasma) 2020年2月4日
2/6発売の新作格闘ゲーム、GBVSの交流・攻略を目的としたDiscordサーバーを作成しました!名付けて「GBVSゲームセンター」!コンセプトはネット上の仮想ゲーセンです。
詳細は画像の通り!
格ゲー初の方から上級者まで、どなたでもお気軽にどうぞ!
加入はURLから!https://t.co/zeCSUqYN8Q pic.twitter.com/gag32f7oG1
現在加入者は2000名を超えているので、多くの人に参加してほしい人におすすめだ。
中には大会用のカテゴリー・チャンネルを作ったので、自由に使ってほしい。
もちろん、声をかけてくれれば運営にも協力するし、チャンネルの作成や告知なども、タイミングや内容など言ってくれればいくらでも協力させて頂きます。
スイスドロー大会、実際やってみるとびっくりするほど負担は軽かったので、大会運用に興味ある人はぜひやってみて欲しい。
以上、かなりの長文になったが、ここまで読んでくれた人本当にありがとう。
データ提供など協力してくれたMatchingCarnivalの皆さんもありがとう。
スイスドロー式大会、普及したらいいなぁ~。